ワンちゃんを飼っていると必ずと言っていいほど「グルーミング」が必要になります。
グルーミングとは、耳掃除や爪切り、シャンプーなどの犬の手入れ全般をいいます。
もちろんトリマーさんにお願いしてお店で綺麗にしてもらうこともできますが、グルーミングくらいなら自分で行うことも全然可能です( ^ω^ )
でも意外と初心者には爪切りって難しくて、出血してしまうことも珍しくありません。
ワンちゃんの爪から出血したら焦りますよね( ;∀;)
そこで今回は、ワンちゃんの爪切り中に出血してしまった場合の対処法をご紹介します( ̄^ ̄)
犬の爪の構造を知っておこう!
犬の爪は切らないと大変!
犬の爪と人間の爪の共通点は、「切らないと伸び続ける」という点です。
人間の爪同様切らないと爪は巻いていくように伸び、次第に伸びた爪が肉球に突き刺さるようになります。
するとワンちゃんも歩けなくなるので、爪は定期的に切る必要があります。
また外飼いのワンちゃんや毎日散歩に行っているワンちゃんの爪は地面との摩擦ですり減っていきます。

磨り減ることで家の中で飼っているワンちゃんに比べて爪の伸びも遅くあまり切らなくてもよくなります。
それでも100%切らなくていい!ということにはならないので、定期的にワンちゃんの爪の状態は見ておくことが重要です( ^ω^ )
犬の爪の中には血管が通っている!
犬と人間の爪は見た目も大きく違いますし、構造も全く違っています。
人間の爪が平べったいのに対して、犬や猫は爪自体が棒のように出ていますね?
見た目が違うのもありますが、犬の爪には中に血管が通っています。
爪が伸びることで中の血管も伸びるので、爪が長くなった時に切ると出血する可能性が高くなります。
爪切りで出血すると痛いのか?
犬の爪切りで出血すると、飼い主さんはびっくりしてパニックになると思います。
出血した犬はあまり痛みを感じないと聞いたことがあります。
しかし少しでも出血した衝撃はあるので、犬は驚いて暴れたり鳴く子もいます。
長くなった爪を元の長さにする際に、爪を切っると必ず出血してしまうのですが、それは仕方ないとして早く止血してあげることが大事です!
犬の爪切りで出血した場合の対処法は?
出血したら止血剤を使う
ワンちゃんの爪切り中に出血した場合、通常は止血剤で出血を止めます。
よく使われるのがこちら!
動物病院やトリマーさんも使用するものです。
黄色い粉が入っており、手に少量取って出血した爪に押し付けるように止血します。
20秒くらい押さえていれば止まりますので、1つ持っていると安心です( ^ω^ )
この止血剤は、血管の組織を焼くことで止血する仕組みになっているため、つけられたワンちゃんは痛みが生じます。
大量に出血した場合はこのパウダーを使用した方が早く止血できますが、少量だけの出血なら代用できるのもがあります( ̄^ ̄)
犬の爪切りで出血したら「小麦粉」か「片栗粉」が有効!
ワンちゃんの爪切りで少量だけ出血した場合は、止血剤ではなく「小麦粉」か「片栗粉」でも止血できます( ̄^ ̄)
やり方は簡単!
適量取って出血しているところに押し当てればOKです。

ただしこの方法は少量の出血のみ!
出血量が多い場合はさっきご紹介したちゃんとした止血剤を使用しましょう。
また、小麦粉や片栗粉で止血した後はしっかりと粉を拭き取りましょう。
拭き取らないと最近の温床になってしまうので忘れずに( ^ω^ )
まとめ
- 犬の爪は切らないと伸び続けて危険。
- 犬の爪は中に血管が通っている。
- 爪切り中に出血したら止血剤を使用する。
- 小麦粉や片栗粉でも代用可能。
爪切りに慣れてくるとそんなに出血させてしまうことはないのですが、1つは止血剤があるといざという時に安心です!