タイの洞窟にて少年らが入ったと思われる事件が発生しました。
不明から9日目の7月2日に全員の無事が確認されました(/ _ ; )
深刻化していましたが、ほっと一安心ですね!
しかし、一体どうしてこんなことになってしまったのでしょうか?
詳しく調べてみました。
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タイの洞窟行方不明事件はなぜ起こった?
Contents
タイの洞窟行方不明事件とは?
連日テレビのニュースで報道されているので見たことがある方も多いと思います( ;´Д`)
事件が起こったと思われるのは6月23日の事。
サッカーチームに所属する11~16歳の少年12人がコーチ1人と共に、洞窟内に閉じこめられてしまいました。

出典 pc.video.dmkt-sp.jp
夕方になっても子供がサッカーの練習後に帰宅しないと、母親の一人が通報して発覚。
洞窟に閉じこめられたというと、どこか地盤が崩れて行き止まりになって出れないのではないか?と思いがちですが、実はこの時期特有の雨季が原因でした( ;´Д`)
9日後に無事全員の安否が確認されましたが、一体なぜ閉じこめられてしまったのでしょうか?
タイの洞窟行方不明事件はなぜ起こった?
日本にも洞窟は数多くあると思いますが、あまり閉じこめられたというニュースはありませんね。
想像するだけでも恐怖しかないですが、一体なぜ起こったのでしょうか?
少年たちは当日、洞窟から約7キロ離れた場所でサッカーの練習した後、洞窟を訪れたとみられています。
同日午後3時ごろ、国立公園の関係者が洞窟の入り口付近で自転車を見つけましたが、洞窟にはかなりの高低差があり、入り口から流れ込んだ大量の雨水が低い部分にたまって、洞窟を途中でふさいだ状態になっていたそうです。

出典 www.sankei.com
高低差があるがために降り続けた雨が益々流れてしまい救出がかなり困難な状況になっているのです( ;´Д`)
この洞窟には一般の人が立ち入る際には、国立公園の職員が付き添う決まりになっていましたが、少年らが入った当時は洞窟の近くに職員はいなかったんだそうです。
今までも何度も洞窟内に入っていたそうなので、少年たちもいつのもの事のように警戒心もなく入ってしまったのでしょう。
なぜ救出は困難しているのか?
タイでは洞窟内の水位を下げるためポンプを使い水を汲み出す作業を開始しています。
またバンコクの大学では水位中ロボットやドローンを使う救出作業に乗り出しています。
しかし連日雨が降り続き、ポンプを使って雨を出しても1時間に15センチ水位が上昇してしまい、洞窟内の雨をなかなか減らせないでいます( ;´Д`)
また、洞窟に直接流れる雨だけでなく、地面が吸収した雨水が洞窟内にしみ出してしまうこともあり、捜索の妨げになっています。
ポンプによる水の排出により、若干水位が下がったと言われていますが、光がなく濁った水の中をダイビングするのは冷たいコーヒーの中を泳ぐようなもので容易ではないそうです( ;´Д`)
透明ならいいものの、コーヒーの中を想像すると前に進むのはかなり困難なのが伺えますね。
他にも別の入り口がないか捜索もしていますが、少年たちにたどり着く別の入り口は見つかっていない状態です。
今の所救出方法として、
- 少年たちがダイバーと共に潜水して脱出する。
- 別の出口を探す。
などと言われいますが、どちらも難しいと言われています。
潜水の脱出には、訓練を積んだダイバーでも脱出するのに片道5時間かかると言われています( ;´Д`)
おまけに少年たちはほぼ泳ぐ事ができないと言われているので、少年たちの体力や精神面の心配はもちろんですが、潜水は熟練のダイバーでもパニックを起こすと非常に危険だと言われているのです。
では、少年たちの近くの洞窟の真上に穴を開け救出する方法もありそうですが、洞窟の真上はジャングル状態でその場所まで機材を運ぶのが困難だそうです・・・。
せっかく無事に見つかったのに、救出までが難しすぎる( ;´Д`)
また、今回無事に少年たちが見つかったのは、天候が良い日が続き水位が下がってダイバーが奥まで行くことができたからだと言われています。
タイの雨季は10月まで続くと言われていますので、また天候が悪くなれば救出は数カ月間に及ぶと言われています( ;´Д`)
なぜ少年たちは洞窟内に入ったのか?
実は少年たちは今回が初めて洞窟に入ったのではなく、何度か訪れていたことがフェイスブックなどで確認されていたそうです。
今回は前日に洞窟探検を計画しており、お菓子や水、懐中電灯を用意していたんだそうです。
その洞窟探検をする理由になったのが、サッカーチームの1人の誕生日を祝うために入ったそうなんです!
なぜに洞窟で誕生日を祝う?と日本人なら思ってしまうと思いますが、タイは信仰心が非常に厚く、タイの人には洞窟は神秘的で精霊が住む場所だと言われ、祈りの場所になるんだそうです。
そのためサッカーチームのコーチが誕生日を迎えた少年の為に、皆んなで洞窟に向かいお祝いをしようと計画していたんだそうです。
せっかくお祝いのために入ったのに閉じ込められるなんて怖すぎですが、信仰心の強いお国柄だからこそ、必ず助かる!という気持ちを持ち続けることができ助かったのかもしれません。
またコーチは僧侶だったという報道もありました。
タイ人にとって僧侶とは位が高く、非常に尊敬すべき存在なのです!
僧侶であるコーチの指導により慌てることなく少年たちも冷静でいることができ、全員無事だったのだと思います。
私だったらすぐに慌てて余計な体力を使って大変なことになってしまいそうです( ;´Д`)
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タイの洞窟行方不明事件に日本人はいる?場所はココ!
タイの洞窟行方不明事件に日本人はいる?
少年たちが行方不明になったサッカーチームには日本人はいないようです。
海外で事件が起こった場合、日本人の有無について報道されていますが、今回の事件について日本人がいたということは聞いていないので日本人はいないと思います。
ちなみにサッカーのチーム名は「イノシシ」という名前らしいです( ´ ▽ ` )ノ
ちょっと可愛い名前ですねo(`ω´ )o
タイの洞窟行方不明事件の場所はどこ?
報道されている洞窟は、タイのチェンライにあるタムルアン洞窟という、全長約3キロになる洞窟です。
タイ国内では4番目に長い洞窟で、雨季には浸水する傾向があることでも知られているそうです。
洞窟探検隊までも現地に派遣され救助に協力していますが、専門家は子供たちが水位より高い空間にいる限り、生き抜くチャンスはあると話していました。
その言葉通り、予想していた場所よりもさらに奥にいるのを発見されています。
子供たちに一番危険だと言われていた、低体温症と酸素欠乏症も問題なかったようです( ´ ▽ ` )ノ
洞窟内の気温は摂氏20度から25度の間と考えられており、比較的温かいままなので、もし子供たちの衣服がぬれていても、気温が問題になるとはないので低体温症は大丈夫でした。

出典 www.jiji.com
また、洞窟を構成する岩石の主成分の主成分は、穴が多い石灰石であることから、洞窟内には十分な酸素があると考えられるそうですが、この地域の洞窟のいくつかには、炭酸ガスが満ちた悪い空気のたまり場があることも知られているそうです(/ _ ; )
しかし今の所酸素不足や悪い空気など報道もされていないので、閉じ込められながらも本当に幸運だったと言えるでしょう。
あとは精神力が心配ですね。
私は少し閉所恐怖症なところがあるので想像するだけで恐ろしいです( ;´Д`)
しかし洞窟は石灰岩で出来ており、別の出入り口がある可能性は高いと考えられているそうです!
ただ、広大な森林に覆われた山腹でその入り口を見つけ出すのは非常に困難だそうで、いずれもまだ難航しそうです。
雨が降り続け出れないとすると、別の入り口が見つかることが一番早い救出になりそうですね。
まとめ
タイの洞窟行方不明事件はなぜ起こった?日本人はいる?場所はココ!をまとめますと・・・
- タイの洞窟行方不明事件は、少年たちが探検するために入った時に雨季により雨水が流れ込んだために帰る道で雨水がたまり出れなくなってしまった。
- 以前から何度も洞窟を訪れており、今回も前もって探検する計画だった。
- 行方不明になったのは地元のサッカーチームの少年12人と25歳のコーチで日本人はいない。
- 場所はタイ北部のチェンライにあるタムルアン洞窟。
- 7月2日に全員の無事が確認。
まだ救出には到っていませんが、無事が確認されたことでホッとしました。
しかし雨季も重なり救出にはまだ時間がかかりそうで心配ですね( ;´Д`)