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ヒアリの天敵は日本のアリ?それぞれの違いを比較してみた!

ヒアリについて

昨年日本の上陸し、大変話題になった人に被害を加えるアリ「ヒアリ」についてまとめていきます!

暖かくなって虫も出てきているので、今年もヒアリの情報が気になりますね( ;´Д`)

対処や予防するにしても外来種なので変に手を出すこともできないし(怖いから)

しかしヒアリの天敵は日本のアリだという噂も流れています!

そうなると簡単にアリ駆除とかできないですね(笑) 詳しく調べてまとめていきました!

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ヒアリの天敵は日本のアリ?

ヒアリって何?

昨年テレビで頻繁に流れていたヒアリ情報ですが、実は私はあまり知りませんでした(笑)

そんな方のためにも分かりやすくまとめました( ´ ▽ ` )ノ

  • ヒアリ(別名・アカヒアリ火蟻
  • 世界の侵略的外来種ワースト100選定種で、特定外来生物にも指定されている。

元々はアメリカ合衆国、中国、オーストラリア等太平洋周辺の国にいるアリのようです。 しかしアリってよく見ると気持ち悪い(笑)

ヒアリについて

                              出典 gairaisyu.tokyo

子供の頃は外で遊ぶと必ずと言っていいほど接していましたが、よく見るとなんだか怖い( ;´Д`)

日本の一般的なアリには噛まれると痛いくらいで毒性はありませんが、ヒアリは毒があり、殺人アリとも言われています( ;´Д`)

テレビでも頻繁に「殺人アリだ!」と放送されていましたが、実は人間が刺されても死ぬことはまれなんだそうです(笑)

それだけでも一安心ですが、ではなぜ「殺人アリ」だなんて言われているのでしょう。

死ぬことは稀だとしても気をつけておく必要があるのです!

ヒアリに刺されるとどうなる?

ヒアリに刺されると、アルカロイド系の毒により以下の症状が出るそうです。

  • 軽度:痛み・かゆみ
  • 中度:蕁麻疹
  • 重度:数分から数十分で息苦しさ、声の枯れ、めまい、激しい動悸などが起こり、進行すると意識を失うこともある。

症状によって軽度から重度と随分と幅があるのには理由があります。

今まではヒアリの毒がアルカロイドのみだと思われていましたが、毒に約46種類のタンパク質が検出されました。

タンパク質の割合は0.1%ほどだそうですが、アレルギーによるアナフィラキシーショックで重度の症状が出ている方が多いことがわかったそうです( ;´Д`)

アメリカでは、毎年1400万人以上の人がヒアリに刺されており、その多くがアレルギー反応が起きていると考えられているそうです。

もしアナフィラキシーにより、重度の症状が出た場合は、放置すると死亡する場合があるんだそうです( ;´Д`)

現代では食品から花粉や薬品まで様々なアレルギーがあり、アレルギーを持っていない人は稀ではないでしょうか?

ましてやヒアリの毒に46種類のタンパク質って( ;´Д`) ヒアリのアレルギー検査もしたほうがいいのでしょうか・・・。

ヒアリに遭遇し、刺された場合どう対処したほうがいいのか? まとめていきます!

ヒアリに刺された時の対処法は?

ヒアリに刺されて時の対処法などについて「東京都環境局」のサイトにて詳しく載っていました!

刺されると非常に激しい痛みを伴い、水泡状に腫れるのですぐに刺されたことに気付くと思います。

刺された場合、

  • 20〜30分程度安静にし、体調の変化がないか様子を見る
  • 症状が悪化しない場合はゆっくりと病院を受診する

となっています。 もし悪化した場合は、

  • 一番近い病院を受診する(救急受け入れの病院が良い)
  • 「アリに刺されたこと」「アナフィラキシーの可能性があること」を伝えてすぐ治療してもらう。

としています。

ヒアリに刺された場合は?

悪化した場合は119番して救急車を要請することとも言われていますので、無理に動かず救急車を要請したほうがいいかもしれません。

重度関係なく、刺されて周りに誰か付き添える方がいる場合は、刺された時点で病院にかかっても良さそうですね!

また、アナフィラキシーの危険のある方は、前もって医師と相談のうえでアドレナリン自己注射薬エピペンを用意しておくこともできるそうです。

中度までの症状では抗ヒスタミン剤の内服薬も用意しておくこともできるそうですよ( ´ ▽ ` )ノ

アレルギーのある方で、外に出て庭いじりなどする方は事前に用意しておくと不安もないと思います。

今年も範囲を拡大するであろうヒアリに対して対策をしておくことが大事ですね!

ヒアリの天敵は日本のアリ?

どんな生物の大体は天敵がいます。(いないのもいるけど)

ヒアリから守ってくれる天敵は実は日本のアリだという噂が流れています( ;´Д`)

ネットで調べてみると、天敵だとか違うとか一体どれが本当なのか分かりません。

東京都環境局のサイトによると、 「在来アリがヒアリの定着を阻害してくれる」 と記載されていますので、嘘ではないようですが、天敵なのかは微妙なところです( ;´Д`)

よく調べてみると、在来アリは縄張り意識が高いため多種のアリが近づくと攻撃する習性があるそうです。

そのため、「わざわざヒアリを倒しにかかる」と期待しない方が良さそうですね( ;´Д`)

ただ予防にはなると思いますので、むやみにアリ駆除剤を使用するのはやめておきましょう!

ヒアリ対策には、 誘引剤をまき、ヒアリが発見された場合のみベイト剤(毒剤)を使って駆除するのが望ましいそうです。

これからますます活発に動きだす在来アリとヒアリの区別もつけるようになる必要もありそうですね!

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ヒアリと日本のアリのそれぞれの違いを比較してみた!

ヒアリと日本のアリの判別は難しい

実はヒアリと日本のアリの区別は非常に難しく、専門家でも判別に数日かかると言われています( ;´Д`)

専門家で判別に数日かかるなら、素人ではほぼ無理ですね(笑)

なんでそんなに判別するのに時間がかかるのかと言いますと、実は日本には、280種以上のアリがいると言われています。

280種類以上ですからパッと見てすぐに判定はできないということです( ;´Д`)

つまりヒアリと280種類以上もいる日本のアリとの違いや比較はそもそもできないのです(笑)

そのためヒアリかどうかの判別は、「ヒアリの特徴を知る」必要がありますね!

ヒアリの特徴は、

  • 体長2〜6mmで赤茶色。
  • 体が赤褐色で腹部が暗色。

だと言われています。

よく見かけるのは黒い色のアリが多いと思いますが、ちょっと赤茶っぽい色のアリがいた場合は注意しておきましょう!

ヒアリの判別が2時間でできるようになった!

判別に難しいとされていたヒアリが2時間でわかるようになったことがニュースになっていました。

ニュースの内容を簡単にまとめますと、アリをすりつぶしキットに入れるとDNA検査により2時間でヒアリかどうかの判別ができるのだそうです。

足1本でも分かるというのはすごいですね〜( ´ ▽ ` )ノ

いずれ自治体にも検査キットが配られ、ヒアリの対策になる日も近そうです!

しかしすぐに撲滅!というわけにはいかないので、やはり刺されない対策をすることのほうが重要ですね!

ヒアリの対策はこれ!

在来アリとの判別が難しいヒアリの対策をまとめてみました! 被害が起きやすいと言われているのは、

  • 農作業・庭の手入れや家庭菜園などの屋外での作業中。
  • 野外に置いてあるサンダルを履く。

などと言われています。 またお子様が外で遊ぶ時も心配ですね( ;´Д`) 備えあれば憂いなし!対策をしっかりしておきましょう! ヒアリ対策は、

  1. 野外では肌の露出を控える。
  2. 服にベビーパウダーを振り掛けておく。
  3. 子供は一人で遊ばせない。

1は刺されないために肌の露出は控えるようにするためです!

農作業などでは手袋をするのも良いでしょう( ´ ▽ ` )ノ

2はアリが体に登りにくくするためにベビーパウダーが有効なんだそうです。

体全てに振りかける必要はありませんが、足元や手先などは振り掛けるといいと思います。

3は大人では対処できても子供だとできないことも多いと思います。

子供には外で遊ぶ場合は言い聞かせることも大事ですが、一人で遊ばせずに大人が一緒にいるか、子供や友達にも何かあった時大人を呼ぶことの大切さを伝えることが大事ですね!

子供だけで遊ばせる場合も、どこで誰と遊ぶのか把握しておくと安心ですね( ^ω^ )

また子供が外で遊ぶ時に有効な商品も販売されています!

着るとヒアリが寄ってこない!というわけではないですが、虫除け効果もありますし、デザインも悪くないので着ていて損はないと思います!

他にも河童のようなデザインもありましたが、こちらの方がデザイン的にも違和感なくやすいので絶対にこっちの方がオススメかなと思います(笑)

自分では予防できても子供は難しい可能性が高いですからね( ;´Д`)

子供によく言い聞かせる必要もありそうですね!

まとめ

  • ヒアリは外来種のアリで日本に上陸し拡大範囲を広げている毒性のあるアリ。
  • 毒で死ぬことは稀だが、アナフィラキシーにより症状が悪化する可能性が高い。
  • ヒアリに刺されたら軽度重度関係なく病院にかかること。
  • ヒアリの天敵は日本のアリではなさそう。
  • ヒアリと日本のアリの判別は常に難しいが、近い将来簡単に判別できるようになりそう。
  • 現在では刺されないために対策が必要である。

ちょっとヒアリについて長くなりましたが、これだけ分かれば大丈夫!と思われるものをまとめました!

暖かくなると害虫に遭遇する率も高くなります!

楽しく安全に過ごすためにも「まず知っておくこと」から始めていきましょう( ^ω^ )