2017年の24時間テレビのドラマスペシャルは作詞家阿久悠さんの「時代を作った男」が放送されます(`・∀・´)
阿久悠さんといえば数々の名曲を世に送り出した昭和を代表する作詞家というイメージですよね!
私も昭和生まれですが、子供の頃なのでどんなに良い歌詞なのか当時は全然分かりませんでしたが、今聴くと心に響く素晴らしい歌詞だと感じます(`・∀・´)
そんな阿久悠さんのプライベートはあまり知らない方も多いのではないでしょうか?
今回はドラマより先に阿久悠さんの事をご紹介しますね(^∇^)
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Contents
阿久悠の死因と家族の妻と息子の現在は?
阿久悠の経歴とは?
阿久悠さんの事を名前は知ってるけど詳しくは知らない方も多いのではないでしょうか?
超簡単に分かりやすくまとめてみました( ´ ▽ ` )ノ

出典 anincline.com
- 阿久 悠(1937年2月7日 〜2007年8月1日)
- 日本の放送作家、詩人、作詞家、小説家。
- 本名、深田 公之(ふかだ ひろゆき)。
- 淡路島(兵庫県津名郡鮎原村、現:洲本市五色町鮎原)出身。
「阿久悠」は実はペンネームで「悪友」から取ったそうです(笑)
他にも多夢星人(たむせいじん)の変名も使っていたそうです( ´ ▽ ` )ノ結構お茶目なところがあるんですね!
作詞家になったのは社会人になってからで、広告代理店・宣弘社へ入社し、コピーライター・CM制作を手がけながら、放送作家としても活動したそうです。
活動を本格化させるために退社し、作詞家として数々のヒット曲を送り出します。
生涯、作詞した曲は5000曲以上になり、ジャンルは歌謡曲、演歌、アイドル歌謡曲、フォークソング、コミックソング、アニメソング、CMソングと幅広く作詞しました。
また作詞だけでなく、直木賞候補となり映画化もされた小説も手がけ、こちらも数々の賞を受賞します( ´ ▽ ` )ノ
詩や文章を作り出すことに本当に長けてたのですねo(`ω´ )o
私も中学の時の選択授業で、私ょんpなぜか物語を書く授業がありましたが、内容は思い出したくもないくらいのボロボロでした(笑)
なので作詞や作曲など、自分から作品を作り出せる人は本当に尊敬します。
阿久悠の死因は何?
数々の作品を世に出してきた阿久悠さんですが、2001年に腎臓癌を患い、同年9月12日に癌の摘出手術を受けました。
それ以後は癌治療を受けつつ、病身を押して活動を続けていましたが、2007年8月1日尿管癌のため東京都港区西新橋の東京慈恵会医科大学附属病院で亡くなりました。
もうなくなって10年になるのですね。
私はそこまで阿久悠さんの作詞した歌に馴染みはないですが、その時代をよく知る人は亡くなった話を聞いた時はショックだったでしょうね・・・。
また作詞を提供したたくさんの歌手の方がお葬式に参列していたのを覚えています( ; _ ; )/
癌になってしまってからの日々は本人ももちろん、家族の方も大変だったでしょう。
続きまして阿久悠さんを支えた家族についてご紹介します( ´ ▽ ` )ノ
阿久悠の家族の妻と息子の現在は?
阿久悠さんは1964年に当時広告代理店に勤務していた頃に結婚しています。
奥様は同じ職場だった「深田雄子」さんという女性でした。
結婚前から阿久悠さんの才能に気付き、側で応援した素晴らしい女性でした( ´ ▽ ` )ノ
そして阿久悠さんと深田雄子さんの間に授かった一人息子が深田太郎さんです。
深田太郎さんの生年月日は不詳で現在は50代、中学校まで公立学校で高校は私立男子校の寮生活、最終学歴は早稲田大学卒業と判明しています。
現在の深田太郎さんはいわゆる売れないミュージシャンですが、かつて初めて日本武道館、代々木国立競技場、幕張メッセで単独ライブを成功させたアイドル声優の椎名へきるさんの作曲を手掛けています。
世間からは「不肖の息子」と呼ばれる深田太郎さんは未だ独身で、ミステリアスな部分が多いです。
しかし父である阿久悠さんについて、深田太郎さんは著名人の息子だと注目されたくなかったと述懐しています。
親が大物ですとどうしても比べられてしまいがちなので、嫌な思いもたくさんしているのでしょう( ; _ ; )/
ですが父親の阿久悠さんをとても尊敬していて、阿久悠さんのことを話すときはとても多弁になるそうですよ( ´ ▽ ` )ノ
現在のお二人は目立った活動はしていないようですが、2010年に明治大学アカデミーコモン地階に阿久悠記念館が開設されるなどしているので、死後も阿久悠さんの残してきた作品をいつまでも残すために活動しているのだと思います( ´ ▽ ` )ノ
今回ドラマになるにあたって、24時間テレビに出演する可能性もありそうですね1
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阿久悠が山口百恵を語った気持ちとは?
なぜ阿久悠は山口百恵に作詞を提供しなかったのか?
阿久悠さんは、ピンクレディーや沢田研二さんといった昭和を代表するアイドルを多数手掛けていますが、山口百恵には一編の詞も提供していません
数々のスターを出していった「スター誕生!」出身者で、阿久さんの書いた詞を唄っていない歌手といえば・・・。
当時を知る人からすると、山口百恵さんとなるようです。
阿久悠さんと山口百恵さんの確執ともいえる関係の発端は、「スター誕生」というオーディション番組。歌手志望の山口百恵さんに対し、審査員を務めていた阿久悠さんが「青春ドラマの妹役なら良いけれど、歌は諦めたほうが良い」と批評したのです。

出典 middle-edge.jp
その後、阿久悠の評に反して山口百恵さんは時代の寵児となり、伝説の歌姫へと変貌します。
しかし山口さんは、阿久悠さんにプライドを傷つけられたことを忘れなかったそうです。
二人の仲は険悪となり、(というか山口さんが避けていた?)以後、天才作詞家と伝説の歌姫がタッグを組むことはありませんでした。
山口さんにはどうしても叶えたい夢があり、「スター誕生!」に挑んだのでしょう。
おそらく最初は目標としていた、阿久悠さんの作詞した歌を唄う森昌子さんのようなりたいと思っていたのに阿久悠さんに否定されたことが許せなかったようですね。
しかしその反骨心のおかげで(?)歌手として絶大な人気を誇るようになったのかもしれません。
否定した阿久悠さんですが本当の意味は他にあったようで、当時のことについて語っていますo(`ω´ )o
阿久悠が語った本当の気持ちとは?
「スター誕生!」で山口百恵さんに「青春ドラマの妹役なら良いけれど、歌は諦めたほうが良い」と言ってしまった阿久悠さんですが、本当は違う意味で話していたそうです。
当時山口百恵さんの書いた本を読み、阿久悠さんが語っていました。
「妹役程度の女優にしかなれないという意味ではなく、妹役なら、何の努力もなく、この場からドラマのスタジオに連れて行っても、すぐに存在を示せるという評だったのである。だが、もしかしたら、妹役にはよほど腹を立てていたのかもしれない。それが理由のすべてだとも思えないが、結局ぼくは、山口百恵の詞は一篇も書くことなく、最も縁遠い歌手となった」。
引用 http://enokidoblog.net
阿久悠さんとしては褒めていたのかもしれませんが、私でもこれは褒められているとは思えないですね(笑)
可愛らしくはあるけれど、山口さんがそこまで歌手としての才能があるようには見えなかったようです。
もし阿久悠さんの歌詞を山口さんが歌うことがあったとしたら、どんなに素晴らしい作品ができていたのでしょうか( ´ ▽ ` )ノ
考えるだけですごいものができそうですねo(`ω´ )o
まとめ
阿久悠の死因と家族(妻と息子)と山口百恵を語る阿久の誤解についてまとめますと・・・
- 阿久悠さんの死因は、腎臓癌を患い癌の摘出手術を受けて癌治療をしていたが、尿管癌になり亡くなった。
- 奥様は同じ職場だった「深田雄子」さんで、二人の間に授かったのが一人息子が「深田太郎さん」である。
- 山口百恵さんに「歌手は諦めた方が良い」と言ってしまい、険悪な仲になってしまったため作詞の提供は叶わなかった。
- 阿久悠さんの言った本当の意味は「妹役程度の女優にしかなれないという意味ではなく、妹役なら何の努力もなくこの場からドラマのスタジオに連れて行っても、すぐに存在を示せるという評だった」そう。
険悪になりながらも同時に活躍していく二人は、それさえもがドラマのように感じますね!
24時間テレビではもっと詳しく阿久悠さんのことが知れるので今から楽しみですねo(`ω´ )o