今年の8月15日は終戦から72回目の日になります。
私が子供の時の22年前は終戦から50回という時があったので最近のことのように感じましたが、70回以上前になるとすごく前のように感じてしまいますね(*_*)
少しずつ、戦争がなくなり平和であることが当たり前になっているのに北朝鮮の核ミサイルのニュースがなくなることはありませんね。
今日もまた新たにミサイルの準備をしていると報道されていました(*_*)
ミサイルなんて飛んでこないと他人事のように考えるのは大変危険です!
今回は核ミサイルの威力と、もし落とされた時それぞれの土地の被害範囲がどれくらいなのかの記事を書いていきますo(`ω´ )o
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Contents
核ミサイルが落ちた時の威力はどれくらい?
各国の核兵器の威力とは?
そもそも私は全然ミサイルや爆弾に詳しくなかったので、調べて分かりやすくまとめてみました(`・ω・´)
まず金正恩氏の北朝鮮が弾道ミサイルに搭載できる核弾頭は、最大で50ktの能力と推定されているそうです。
核兵器の爆発の威力を示す尺度は、kt(キロトン)とMt(メガトン)とあります。
例えば、ロシアが保有する核兵器は一番大きなもので20Mt(20000kt)、アメリカでも配備中のもので1.2Mt(1200kt)だそうです。

さらっと書きましたが、戦争が無くなった日本としては旅行などで気軽に行ける国がこんなに恐ろしい物を持っていることが実感できませんね(;ω;)
しかし他の国と比べてみると50ktというのはそんなに威力はないのではと思ってしまいますよね。
アメリカやロシアと比べたら北朝鮮の50ktは核性能としては低くなりますが、これはミサイルの搭載能力が低いからでして能力の低い核兵器しか作れていないと言う事ではないそうです。
北朝鮮のミサイルに搭載できる能力に、対応できる核兵器は推定で最大50ktと言う事になります。
よって、50ktと言えども、広島の3倍程度になる強力な核爆弾となっているそうです。
他の国と比べてしまいましたが、広島の原爆よりも3倍も強力って恐ろしい威力ですね・・・。
北朝鮮が3倍ならロシアの核兵器なんて日本がなくなる可能性もあるのではないでしょうか(;ω;)
ロシアもそんなに恐ろしい核兵器持っていて大丈夫なんでしょうか。
もし扱いを間違えたらロシアも危険には変わりありませんよね(*_*)
北朝鮮・核爆弾50ktの威力は?
広島の原爆の3倍にもなる核兵器ですが具体的に威力はどれくらいになってしまうのでしょうか。
あくまでも目安となりますが、戦略核兵器による爆心地からの影響としては下記のような状況が考えられるそうです。
爆風による市街地の破壊・被害半径 約1600m
※木造民家への被害は半径約11km (広島のときは全壊が3km程度)爆心地付近の地表温度は4000℃~8000℃程度に達し、熱線被害は半径約12kmとなり当然火災が発生しますので焼土と化します。
※広島の時の熱傷は半径3〜5km程度でした放射線被害は致命的の場合で半径約2400m
放射線障害の発生の場合で半径約2600m
引用 https://jpreki.com
以上のように被害の想定値は、広島・長崎を大幅に上回る状況となり想像を絶します。
気になる放射能ですが、原子力発電所と違って、核の量が少ないので、放射能は福島の事故に比べたら全然低いそうです。
それでも致命的な放射能の被害範囲は半径約2400mですから狭いわけではないですよね!
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核ミサイルが落ちた時、大阪・東京・名古屋の被害範囲はどれくらい?
大阪・東京・名古屋の被害範囲はどれくらい?
では広島の3倍程度の威力と言われる核ミサイルが落ちたら被害範囲はどれくらいになるのでしょうか?
他サイトで詳しい画像が出ていましたので引用させていただきますm(_ _)m
引用させていただいたのはこちらのサイトです。とても詳しく書かれていました。ちょっとオールトの雲まで出張です
まず東京駅に落とされた場合の被害範囲はこちらになります。

出典 anblogs.jp
爆発の被害は埼玉の大宮を超えて川越まで及ぶことが分かります。
また千葉・神奈川までも被害は広がり、東京は23区は全てが影響を受けてしまうことになります。
続きまして、大阪に落とされた時の被害範囲はこちらです。

出典 anblogs.jp
こちらは大阪の梅田に落とされた場合の被害予想図です。
こちらも広範囲になり、兵庫県の神戸空港や奈良まで被害が及ぶことになります。
そして名古屋に落とされてしまった場合の被害範囲はこちらになります。

出典 anblogs.jp
名古屋駅に落とされてしまった場合ですが、こちらもかなりの被害範囲になりますね(*_*)
周りに海がないので愛知県のかなりの範囲に被害が及んでしまいます。
北朝鮮の弾道ミサイル(核ミサイル)は着弾点の誤差があるのでこの被害範囲はおおよそと考えてください!
北朝鮮のミサイルの精度が悪く狙ったところに飛ばないと言われているので、+2000m程度誤差があると推定されています。
繰り返しますが、あくまでも参考なので核分裂が100%より低かったなどの状態や、地形条件や当日の気象状況などにより異なります。
一番危ないのは「核ミサイルがどれくらいの威力があり、被害が出るか知らないこと」なので、ミサイルなんて落ちないと思わずに危機感を持って生活することが大事だと思いますo(`ω´ )o
私もまさかミサイルなんて来ないと思っていましたが、ミサイルの威力や被害範囲を調べていくうちに他人事のように感じてはいけないと思いました。
身を守るためにできること
もしミサイルが落ちてしまったらどうしたら良いのか対策を立てておきましょうo(`ω´ )o
どこに落ちるのかは分かりませんが、体が動けるようなら以下のことに気をつけてください!
- ミサイルが日本に到達するのは九州で約5分、関東で約10分かかると言われてるので、Jアラート(全国瞬時警報システム)が鳴った場合には即座に行動する必要がある。
- もし、Jアラートは聞かずにピカッと光るのを感じたら、すぐにその場で「伏せる」など身を保護する行動を取ると良い。
- 基本的には地下に避難するのが有効ですが、付近に地下街などが無い場合にはできる限り頑丈な建物に入ること。建物に入っても、窓ガラスからはできる限り離れている。
- キノコ雲も高度3万mまで達すると考えられるので「黒い雨」が1時間以上降って放射能被害を周辺に拡大させる可能性も高いので、遠くで目撃した場合には風向きに注意が必要である。
- 広島のときには、黒い灰が約7時間程度降ったので、とにかく建物の中に避難して長い時間外に出ずに様子を見る。
- 雨や灰になどに触れると言う事は、放射能物質に触ると言う可能性が高いと言われている。
- 避難してきた被爆者に触れたりすると、残念ながら2次被曝してしまう。
戦争のドラマや映画で見てきたことを現在でもしなくてはいけない日が来るなんて、全く想像していませんでした(*_*)
被害日本大震災でもまさか東北にあんなに大きい地震と、津波が来るなんて今でも信じられません。
いつどこで何があるかは分からないですが、北朝鮮が核ミサイルの準備をしているというのは事実です。
平和でいるのは当たり前と思わずに、身を守るための準備をしておくことが大事だと思いましたo(`ω´ )o
まとめ
核ミサイルが落ちた時、大阪・東京・名古屋の被害範囲はどれくらいなのかまとめますと・・・
- 北朝鮮の核ミサイルの威力は、広島の原爆の3倍程度と言われている。
- 大阪・東京・名古屋のおおよその被害範囲は画像のとおりだが、天候や状況で変わる可能性は高い。
- 核ミサイルが発射されるとJアラートが発令される。身を守るための行動を今から考えることが大事。
私はもともと危機感がかなり低いので、今回記事を書く上でいろいろ調べていくうちに72年前の戦争のような状況が迫ってきているのだと感じました(*_*)
何もないことを祈りますが、避難場所を考えたり身近な人と連絡をどうするかなど対策は必要だと思います!
今のうちにできる対策をしておきましょう!